おしゃれな街、若者の街というイメージの強い渋谷区。実は公的なデータを見ると、渋谷区は「犬と暮らす人の密度」がとても高い街だということがわかります。
渋谷区の犬の登録数は23区で何位?
東京都保健医療局の「犬の登録頭数」(令和6年度)によると、渋谷区の犬の登録頭数は11,979頭。これは東京23区の中では14位となります。頭数の実数だけ見れば、23区で最も多い世田谷区(43,121頭)の4分の1ほどで、突出した多さではありません。
実は「犬の密度」は世田谷区より高い
渋谷区の人口に対して、どれくらいの犬が登録されているかを比べてみると、令和7年4月1日現在の人口(約23万人)で計算すると、人口100人あたり約5.2頭。実は、実数で23区1位の世田谷区(人口100人あたり約4.7頭)を上回ります。つまり「街の規模のわりに、犬と暮らす人がとても多い街」が渋谷区なのです。
なぜ密度が高いのでしょうか。その背景には、渋谷区が比較的コンパクトな区でありながら、単身世帯や若い世代が多く、都市生活を楽しみながらペットと暮らす人が多い、という渋谷区ならではの事情がありそうです。
気になる狂犬病予防注射の接種率
渋谷区の狂犬病予防注射の接種率は、令和6年度で51.7%。これは23区全体のおおむね6〜7割という水準と比べても低く、23区の中でも特に低い部類に入ります。狂犬病予防注射は、発症するとほぼ100%死に至る病気を防ぐため、毎年1回の接種が法律で飼い主に義務づけられているもの。これだけ多くの犬と暮らす街だからこそ、一頭一頭の接種が、街全体を守る意味を持ちます。
(※犬の登録頭数・接種率は令和6年度・東京都保健医療局の統計、人口は令和7年4月1日現在の渋谷区の住民基本台帳に基づきます。最新の数値は各公表データでご確認ください。)
犬の狂犬病予防注射の重要性については、こちらの記事も参考になりますのでご一読ください。
猫と、街ぐるみの取り組み
なお、これはあくまで「犬」の話です。猫には登録制度がないため正確な数はわかりませんが、渋谷区でも多くの家庭が猫と暮らしていると考えられます。渋谷区は官民が連携し、飼い主のいない猫を減らす地域猫活動にも長く取り組んできました。犬も猫も、街ぐるみで共生を考えてきた区だと言えます。
犬の多い街だからこそ、住まいの工夫を
犬の密度が高い渋谷区では、ペットと心地よく暮らすための住まいの工夫が、毎日の快適さを大きく左右します。マンションが多く、住戸の距離が近い渋谷区では、鳴き声への防音配慮や、限られたスペースを活かした間取りの工夫が、ご近所への気づかいにもペット自身の快適さにもつながります。
渋谷区でペットと暮らす住まいづくりやリノベーションについて、どうぞお気軽にご相談ください。